2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

注意書きには「何ができない」ではなく「何ができる」と書く

他の人と同じスペースで仕事を行っていると、注意書きを書かなくてはならないことがあります。古典的には「ペンキぬりたて注意」などが挙げられます。 注意書きは短くないと読んでくれませんが、それと同時にキチンと情報を伝えなくてはなりません。これは意…

人を口説くときは「口説けたこと」を前提に話を進める

人生において、人を口説くことは多いです。単純に異性を口説くこともあれば、仕事のパートナーになってくれと口説くこともあるでしょうし、一緒にご飯を食べに行こう、パーティーに行かないか、など幾らでも人を口説くタイミングはあります。 しかし、口説く…

問題点を発見するには:全体を規定し、それを半分にしていく

僕たちの世界には様々な複合体が存在します。生活もそうですし仕事もそう、人間の身体やパソコンだってそうです。通常これらは何の問題もなく機能しますが、時に複合体に異常が生じることがあります。そんなとき、僕たちは複合体の修復を試みますが、大抵の…

論理にこだわり続けても、大きなビジョンを失うことはない

ブログを書き始めてから1週間ちょっとが経ちました。論理構造の構築の練習として書いているブログですが、組まれる論理構造の正確さの指標である、文章化速度も徐々に上がっていて明確に効果は出ていると思います。実際の生活でも、会議などで情報をまとめあ…

決断を保留するときは必ず期限を切ろう

生きていると色々と決断をしなくてはなりません。昼ご飯を選ぶとか、服を買うとか、そんな小さな決断もあれば、今後の自分の進路に関して決断をしなくてはならないこともあります。 そういうときに「保留など無駄だ。即決しろ」という声もありますが、それは…

改革者は、あえて自分の改革案の欠点を見つけようとする

現行の制度に問題があることを認識した場合、ただ悪いところをあげつらうだけでなく、その代替案となるものを挙げることが求められます。代替案は現在の制度の問題を解決すべく幾つものメリットを挙げられるものとなるでしょう。しかし、改革を成功させたい…

給料が貰えるのはなぜか?:社会貢献に効率的なシステムだから

ある企業の新人研修でこんなテーマで対話をさせたらしいです。 この研修では、3つのテーマで対話をして もらいました。「なぜ、この会社を選んだのか」、「給料はなぜもらえるのか」、「どんな社会人になりたいか/どんな仕事をしていきたいか」という3つです…

ブログと本の違い:情報の組み立てを誰がするか

一般的にいって、ブログは本よりも読者・著者が割くエネルギーが少ない媒体だと思います。 読者の視点で言えば、ブログは基本的に無料であるため金銭を払う必要がなく、また分量が少ないことから読むための労力もいりません。電子書籍が生まれたらどうなるか…

当ブログの目的:論理組み立て訓練のために書く

さて、前回までの3回で前準備が終わり、4回目にしてようやく当ブログの目的を書くことができます。当ブログの目的は「クリアな論理構造を描く練習をする」ことです。 僕がブログを書くときは、最初に文ではなく図を描き、それを日本語に直していく、という…

何をするにも目標値を設定せよ

「痩せる」という目標と「6月末までに12 kg減量する」という目標、どちらが達成されそうですか? そんな例からも明らかなように、目的を達成したいのであれば、目的を具体的な数値で表した「目標値」の制定が必要となります。具体化されていない目的は夢でし…

アウトプットの質を上げる一番確実な方法は基礎練習

仕事にしろテストにしろ、アウトプットの質をあげる第一ステップとしてやるべきことは「基礎練習」です。それはたとえば、テンキーを高速に打つ練習であったり、四則演算の練習であったりします。 基礎練習はつまらないものですが、基礎練習をないがしろにし…

クリアな結論を出すには、図を描きながら考える

世の中には説明がとてもうまい人がいます。そういう人の説明は、論理が綿密でありながらスルリと頭の中に入ってきます。逆に説明が下手な人の説明は、聞いていて何となく過不足があるように感じる上、複雑で理解しづらいものです。 この違いは、説明自体の良…